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【Live Report】Haruka Shimotsuki Solo Live Lv.2 ～シモツキンはレベルが1あがった～

2008.10.06 Monday
Live/Event Report

7月13日、7月20日に開催された霜月はるかさんのソロライブ、Haruka Shimotsuki Solo Live Lv.2のレポートをどこよりも遅くお届けいたします。
2ヶ月以上経過してからレポートが掲載されるなんぞ、どこの雑誌社でもないでしょうね、フフフ…(´A｀
本公演、追加公演ともにstFateさんとご一緒させて頂きました。
キヲクを辿りまくってる詳細は続きからどうぞ(^-^;

-Live Data-
開催日：2008年07月13日(日曜日)/2008年07月20日(日曜日)
会場：ティアラこうとう/Zepp Tokyo
開場：17:00/17:30
開演：16:30/17:30
終演：21:00/20:30

ティアラこうとう公演ではグッズをチェックしに早めに会場へ。
錦糸町から調子こいて一駅歩いたのは僕のミスジャッジ、暑すぎて会場に着いたときは天国でした(超涼しかったのよ)。
素直に住吉まで乗ってくればstFateさんのように平然としていられたんでしょうね(^-^;
休憩しつつグッズをチェックした後は暇なので、錦糸町のクイーンズ伊勢丹で遊んでロッテでご飯食べてました。
Zepp Tokyo公演でも早めに行ってはMEGA WEB(トヨタのショールーム)で遊んでましたよｗ

そんな感じで結局両公演とも会場入りは最後のほう。
ティアラこうとうは全席指定、Zepp Tokyoは全自由で一番後ろの席を選択するに決まってるまったりスタイルなのでいつ入ろうが問題ないのです。

入るのが遅いので間もなく開演。
しもつきんワールドを堪能させていただきましょう。

-Set List-
01.風の行方
02.恋獄
03.Silent Flame
04.祈りの種～約束を灯して (メドレー仕様)
05.ユラグソラ
06.今夜の月が眠るまで
07.月追いの都市
08.捻子巻く時計が月の満ち欠けを刻む
09.蝶
10.透明シェルター (with myu)
11.空蝉ノ影 (with myu)
12.EXEC_LINCA/.
13.Hartes ciel, melenas walasye.
14.闇の彼方に (with Rita)
15.魂の慟哭 (with Rekka Katakiri) ※Zepp Tokyo公演では新曲
16.LUNA
17.カザハネ
18.ひまわり
-Encore-
19.音のコンパス
20.あしあとリズム

幕開けは風の行方から恋獄と入り3曲目にSilent Flame。
この時点でお腹イッパイの僕がいました(ﾏﾃ。
風の行方でゆったりと、恋獄でいい感じに沈み(ｫｨ)、Silent Flameで歌唱力を披露と、この3曲で霜月さんのVocalistとしての幅を感じますね。
特にSilent Flameをバンドの生演奏で聴けたというのは歓喜の極みです(作曲した細井聡司さんが好きだというのもありますが、初めて聴いた霜月さんの曲でもあるのです)。

祈りの種からしばらくは霜月さんのFantasy Elementsが詰まった構成でした。
月追いの都市、ティンダーリアの種はお気に入りのCD、特に今夜の月が眠るまでは歌詞が好きで好きで、ストリングスも最高で(笑。
蝶はライブで栄える曲で、かつバンドのソロパフォーマンスがあって熱かったです。
個人的にはもっと長く…(ｺﾗｺﾗ。
このあたりで前半部終了という形、後半一発目はゲストのmyuさん登場でkukuiのパフォーマンスで幕開けでした。
kukuiはソロ活動とはちょっと違った感じのメロディを味わったあとは一人ぼっちのヒュムノスオーケストラへｗ
CDだと多重Vocalを楽しめますが、一人ぼっちもなかなかイイもので、これはきっとライブでしか見られない光景です。
その後ゲスト2番手にRitaさんが登場し、エライノリで会場を盛り上げておきながらシリアスなTwin Vocalの闇の彼方にを披露。
初めて、聴いた、わけですが、いや、これ、ヤバイくらいに、ツボ('∇'*)
ゲスト3番手の片霧烈火さんと魂の慟哭では原曲の疾走感がなくて物足りない気はしましたが、これも生演奏ではなかなか聴けない曲なので嬉しかったです。
ただ、ここまでずっと座ってまったりしていたのに、みんな立ち上がるから僕も立たないとステージが見えなくなってしまったのは残念。
いや、まぁ、ムリか、いくらなんでも、この曲は、熱すぎるし。
~~細井聡司さんの曲で熱く盛り上がるなんて、滅多にないですしねｗｗｗ~~
魂の慟哭はティアラこうとう公演のみで、Zepp Tokyo公演では片霧さんが出演されないとのことで、ウィルド・ラッドの調べから新曲の披露となりました。

そしてクライマックスはLUCA、カザハネ、ひまわりの3曲締めとなりました。
LUCAについては聴いたことなかったので聴けたのが嬉しかったです(何やらイロイロと事情がある曲みたいですが)。エロ面子Gardenさん(ﾏﾃ)提供のカザハネはストリングスが生演奏で満足でした。他のライブではシーケンス(というかオケ)で流されがちなので、貴重なシーンでした。ひまわりはほんわかしてて締めには少し弱い気がしますが歌詞はフィナーレ向きで、狙ったようなアンマッチがなんともいえない味を出してると思います。

お約束のアンコールではアルバムタイトル曲の音のコンパスとこちらも前作のタイトル曲であるあしあとリズムでした。
特に音のコンパスは贅沢に楽器を使っているので観ていて楽しくなりますね。
本当にVocalと音楽を満喫できた約2時間半に及ぶステージでした。
構成としてももっと音のコンパスに偏ったものになるかと思いましたが、他の作品とのバランスも取れていました。
僕としてもここ2年で聴き始めたVocalistさんなので聴いたことのない曲を聴くことができて大いに満足です。
ただ、MCに関してはもう少し上手くなってくれればと思います(ゲストさんがいる、いないの差が激しかったです)。
とはいえ、MCはほんの少しの部分であって、全体的にレベルが高かったステージだったということはハッキリと申し上げておきます。
またこういった機会があれば是非足を運ぶでしょう。

と、ここで終われば完璧だったのですが、いくつか問題がございましたので書かせて頂きます。
これはどのライブに行っても注視することなのですが、それはマナーです。
とはいえ、常軌を逸した行動はほとんどなく、MCの邪魔もしないし、楽曲に合わせた楽しみ方を心得ていて大半のファンの方々は良識あるなぁと関心しました。
ただ、一つ気にして欲しいのが会場での写真撮影ですね。
よくお祝いのスタンドフラワーなどが置かれていると思いますが、今回の公演に関してはカメラチェック後のスペースに置かれていましたので撮影は遠慮するべきではないでしょうか。
特に係員も注意はしておらず、またお祝いの花の展示なのでここでは大きな問題になりませんが、この油断が大事を招くおそれがあることを認識しておかなければならないと思います。
一言係員に訊ねて確認を取っておけば、この場はOKということになるわけですしね。

さて、もう一つ大きな問題がありまして、前途した"大事"をZepp Tokyo公演で発見してしまったのです。
公演を携帯電話で録画している馬鹿がおりました。
係員を通して指摘するべきだったかもしれませんが、僕やその馬鹿者の周りにいる人がステージに集中できなくなるのでそれはしませんでした。
とはいえ、完全スルーというにも問題がありますので、この場をもって公演を録画していた者がいた事実を明記します。
開演前の諸注意以前に、元々撮影機能をもつ機器を持ち込むこと自体禁止であることは当然の認識だと思いますし、会場の入り口にもそれは何らかの形で明示されています。
ただ、現代ライフツールとして手放せない携帯電話に関しては持ち込み禁止というわけにはいきませんよね？
そこはモラルに任せるしかないのですが、そんなことすら分からない馬鹿者にはチケットを持っていたとしても入場権利なんぞなく、公演中につまみ出されても文句の一言すら発することは許されないことです。
よくサッカーのサポーターが問題起こしたら永久追放されるような、そういったことも考慮したほうがよろしいのではないでしょうか。
長々と馬鹿者のために後味悪いことを書いてしまいましたが、主催者側、観客側ともに不利益になるような自体は避けられるに越したことはありません。
よく考えて欲しい点であるので書かせて頂きました。

ライブレポより最後の問題点のほうが目立ってしまった感がありますが、これにて筆をおくことにします。
最後に出演者、関係者ならびに参加された良識ある方々お疲れ様でした。